GW JS 1年生フレッシュ対談


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大崎稜典 JSKS / GW  長江竜ノ介

日時:2016年10月13日(木) 13:30〜14:30

場所:東京都内

出席者:
早稲田大学GWラグビークラブ
 長江竜ノ介
慶應J.S.K.S. クラブ
 大崎稜典

聞き手:早稲田大学GWラグビークラブ
 蓮井賢治 (1986(昭和61)年卒)

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(蓮井)今日は対談シリーズの第二弾、「1年生登場」ということで、両チームからフレッシュなお二人にお話しを伺います。まず簡単に自己紹介をしてもらいましょうか。

 

(GW長江)名古屋高校出身の長江竜ノ介です。ポジションはプロップをやっており、GWでは現在は1番です。

 

(JS大崎)大宮高校出身の大崎稜典と申します。ポジションは10番と12番です。今は12番でプレーすることが多いです。

 

(蓮井)二人はどのようなきっかけでそれぞれのチームに入ったのでしょうか?

 

(GW長江)自分は中学、高校でラグビーをやっていたのですが、実は大学入学当初は違うスポーツにチャレンジしてみようかと考えて、体育会のアメフトの練習に何回か行ってみました。ただ、アメフトでやるとすればポジションはラインだと言われてしまい、ラインだとボールにはほとんどさわれませんし、やはり馴れ親しんできたラグビーへの強い想いもあったので、アメフトは辞めてGWに参加しました。たまたまですが、それがJSKSとの練習試合の日でした。参加するまでは、正直なところGWについての知識はほとんど持っていなかったのですが、GWはチームの雰囲気がとても良くて、スッとチームに溶け込めました。

 

(JS大崎)僕の場合は大宮高校の4つ上の先輩がJSにいらっしゃって、その人が高校の練習にもちょくちょく顔を出してくれていて、その先輩のことがすごく好きで、憧れていました。自分が慶応に進学が決まった際にその人からJSはレベルが高い素晴らしいチームだからJSに来ないかと誘ってもらったので、自然の流れで迷うことなくJSに入りました。

 

(蓮井)なるほど、それぞれが良いチームにめぐり会えて良かったですね。では、自己紹介の続きという感じですが、自分自身の特徴を説明してもらえますか?

 

(GW長江)何事にもまっすぐな姿勢で取り組む、愚直なところが自分の持ち味だと思います。

 

(蓮井)そういう感じがしますね(笑)。大崎君はどうでしょうか。

 

(JS大崎)そうですねー。自分はすごく単純な性格で、自分が興味を持てることには本当に一生懸命に取り組むんですが、興味がないことに対しては本当に無頓着ですね、勉強もそうですし。オンとオフの差が激しいって言うのでしょうか。

 

(蓮井)そうなんですね。

 

さて、大学生活が始まって、半年が経過した訳ですが、現在はラグビーの練習、試合とそれ以外に授業やバイトなど、どんなバランスで生活を送っていますか。

 

(GW長江)もっと体を大きくしないといけないので、練習がない日は授業の空き時間にウエイトトレーニングをやっています。塾の講師のアルバイトを週に2、3日程度していますが、自分の勉強はあんまり出来てないです。

 

(蓮井)ウエイトトレーニングのメニューや回数などは自己管理でやっているんですか?

 

(GW長江)はい、メニューは自分で決めて、自主的にやっていますが、チーム内で筋肉量測定を行なって、3ヶ月後の結果を見て、筋肉量が最も増えた選手に賞を出す、と言うイベントを実施しています。

 

(JS大崎)JSでは3年生にウエイトトレーニング管理者がいて、その先輩の指示に従いながら、各自がトレーニングに励んでいます。

 

(蓮井)二人とも高校時代もラグビー部に所属していたとのことですが、大学でそれぞれのクラブに入り、高校時代との違いなど驚いたことはありますか。

 

(JS大崎)自分の出身高校はあまり強くなかったので、JSに入って久我山出身の先輩やオール埼玉だった人などレベルの高い人たちが多かったので、その違いには最初は戸惑いました。

 

(GW長江)先輩のオンとオフの切り替え方が、いい意味ですごく大きいことには驚きました。練習や試合ではあれだけ真剣に取り組んでいるのに、それ以外のイベントなどでは別人のようにはしゃぐ姿です。自分の出身高校がまあ強豪校だったと言うこともあるかもしれませんが、明けても暮れても練習練習という生活でしたので、そういう先輩の姿は衝撃的でした。大学では生活上の自由度が高まり、GWの人たちはオフの時には皆で遊びに行ったり、イベントも楽しいですし、人間関係がとても良いと思います。

 

(JS大崎)JSKSでは春と秋の公式戦で勝った場合には必ずチーム全員で反省会を行う、という決まりがあります。負けると当然反省はしますが、黙って帰宅します。

 

(GW長江)GWも本当は勝った時に反省会を行うんですが、先日JSに負けた後は悔しくて、緊急反省会が開催されました。

 

(蓮井)僕らの時代は勝っても負けても公式戦の後は必ず反省会をやっていましたね。ブレザー、ネクタイ姿の集団で街を闊歩していていたので、道ゆく人からも目立つし、あまり褒められたことではなかったかも知れません(苦笑)。時代が違うとは言え、ラガーマンの習性は今もあんまり変わってないようですね。

 

(二人) 同じような感じだと思います!

 

(蓮井)ちょっと真面目な質問ですが、二人のチーム内での現在の役割、求められていることについてお話しください。

 

(GW長江)まだ1年生ですが、1本目として試合に出させてもらっているので、一年生らしいフレッシュなプレーで出来るだけ体を張ってチームに貢献出来るように心がけています。

 

(JS大崎)自分はまだ1本目の試合には出れていませんが、1年生がラグビー用具の管理をしているので、用具の準備や段取り等で不備が出て先輩方に余計なストレスが生じないように、ラグビーのプレーだけに気持ちが集中出来るように心がけています。

 

(GW長江)GWは1年生でジャンケンして毎回、用具の管理係を決めているですが、僕はジャンケンが弱くて週3回のうち2回くらい負けたりしたことがあり参りました。

 

(蓮井)えー、ジャンケンで決めてるんですか。GWはそういうところは、いい加減そうだな。その点はJSの方が部内での役割分担がしっかり決まっているような印象があります。こういう違いも伝統的にあるのかも?

 

では、ラグビーでの現在の目標は何ですか

 

(GW長江)秋シーズンは既に2敗してしまい、自力優勝が厳しい情勢になってきていますが、残りの3試合は全部勝って、その時点でどのチームよりも強いという状態でシーズンを終われるように頑張りたいです。

 

(JS大崎)僕個人の目標ですが、自分は出来るポジションが10番と12番しかないのですが、先輩のほとんどは多くのポジションをこなせるので、自分もそうなりたいです。その方が試合に出場するチャンスも広がると思いますし、もっと、自分自身のプレーの幅を広げたいということです。

 

(蓮井)ラグビー以外では、何か自分にとっての目標のようなことはありますか?

 

(GW長江)勉強のことになりますが、来年学科の選考が決まるので、自分が入学前から強い興味を持っている表象メデイアコースに進めるように頑張りたいです。

 

(蓮井)どうして表象メデイアに進みたいと思ったんですか?

 

(GW長江)元々マスコミ、テレビ業界に興味があったからです。メデイア系の勉強が出来るところがないか入学前に各大学のパンフレットなどを調べていたところ、早稲田の文化構想学部にそのコースがあることを知り、早稲田を目指したという経緯があるんです。

 

(JS大崎)長江君は成績も良いし、すごいなー。僕は春学期の単位もいくつか落としてしまいました。秋以降は成績はともかくとして、単位は全科目取りたいです!

 

(蓮井)なるほど、ラグビーは勿論だけど、学業にも一生懸命励まなくてはいけないし、成績のことは当然気になりますよね。長江君はマスコミやテレビに興味があるって言っていましたが、入学して間もない段階で卒業後どのような職に就きたいかはまだ全然イメージが湧かない人が大半だと思いますが、大崎君は何か思っていることはありますか?

 

(JS大崎) 身近な先輩方が銀行や商社に就職しているケースが多いので、何となくそういう業種に親近感を抱いているというか、自分もそういう業種に進むのかなという漠然としたイメージはあります。

 

(蓮井)身近な先輩の影響は大きいですよね。

 

ところで、現在何か悩んでいることがあれば教えて下さい。

 

(GW長江)ラグビーのプレーのことになりますが、自分のアタックの方向性とチームのそれが合っていないように感じており、また、チーム全体でもアタックについてのベクトルがピッタリと一致していないことがあるので、今後それをしっかり調整してチーム力をより高めてゆきたいと思っています。

 

(JS大崎)僕は、あのー、ちょっと違う次元の話しになってしまうんですけど、よく寝坊してしまうんですよ(一同、大笑い)。いえ、練習とか試合に行く時は寝坊しないんですよ!絶対に遅れたことはないんです。でも、実は今日も午前中、中国語のクラスがあったんですが、寝坊してしまい出席出来ませんでした。バイトも何回か寝坊が原因で迷惑かけたこともあるので、秋は絶対に寝坊しないようにと思っています。

 

(蓮井)それは、悩みというよりも、課題ですねー。

 

(JS大崎)はい、ちゃんと起きられるように、という課題です。

 

(蓮井)長江君はそういうことはない?

 

(GW長江)はい、僕は朝起きるのは得意です。

 

(蓮井)大崎君は自分でも言っていたけど、興味のあることとないことで、取り組み姿勢にはっきり差が出る、ってことなんでしょうね、きっと。

 

(JS大崎)はい、自分でもそう思います。学校へも昼メシを食べるのが楽しみで行っているようなものなので。

 

(GW長江)え、それはどういうこと?

 

(JS大崎)すごく好きなラーメン屋がキャンパスの近くにあって、いつもすごく混んでいるので、授業が終わるとダッシュで走って行くんです。

 

(蓮井)何だか、大崎君の話を聞いていたら、和んできましたね(笑)。

 

ところで、高校時代に抱いていた大学生のイメージと実際に自分が大学生になってからのギャップはありますか。

 

(GW長江)自分が大学生になるまでは、大学生ってもっと勉強ばかりしているものかと思っていましたが、意外と自由な時間があるもので、少し落差がありました。

 

(JS大崎)そうだよね、大学生活は思っていた以上に楽しいです。大学に入ったら、可愛い女子学生が沢山いるのでそれがとても嬉しいです。

 

(GW長江)ちなみに、僕は付き合っている彼女はいなくて、GWの中では「彼女いないキャラ」で通っていますが、実は彼女は欲しいんです(笑)。

 

(JS大崎)僕も、彼女いません。

 

(蓮井)あ、そうなんだ。大崎君は付き合っている人がいそうな雰囲気だけどね。じゃあ、このインタビュー記事に二人とも彼女募集中って書いても構わないのかな?

 

(二人)ハイ、是非、そう書いてください!

 

(蓮井)ライバル同士として相手チームをどう見ていますか?

 

(GW長江)春の練習試合ではJSに勝ちましたが、夏合宿で相当レベルアップしてきたなと感じ、先日の公式戦初戦では負けてしまったんですが、あの試合では総合的にJSの方が上回っていたと感じました。

 

(JS大崎)GWに対してはすごく強いチームというイメージをずっと抱いていました。見た目も強そうだし、2連覇してますし、それだけに秋の初戦に勝てた日は本当に舞い上がってしまう位に全員で喜びました。

 

(蓮井)では、最後になりますが、12月4日の定期戦に向けて、一言お願いします。

 

(JS大崎)日吉の競技場というのはなかなか普通には使えない場所なので、とても特別感があります。自分が試合に出れるかどうかはわかりませんが、歴史あるチーム同士の戦いということで、素晴らしい試合をして必ず勝ちたいです。

 

(GW長江)秋の公式戦とは別ですが、この定期戦はGWにとって重要な一つの指標となる試合だと思っています。初戦のJS戦にも出ていましたので、定期戦にも出場し必ず勝って、リベンジをしたいと思っています。

 

(蓮井)今日はありがとうございました。まだ、秋の公式戦が残っていますので、両チームが残り試合を全部勝つためにも、最後まで気を抜かずに頑張って下さい。お二人のご健闘をお祈りしています。

 

【インタビュアー あとがき】

グランドで顔を見かけたことがある程度という間柄の二人。ほぼ初対面に近い中でインタビューを行いました。最初はやや堅苦しい雰囲気もありましたが、徐々に打ち解けてきて、二人とも本音で話をしてもらえたのかなと感じました。二人のキャラの違いがとても印象的で、ユニークな会話内容の雰囲気がどこまで読者の皆さまにお伝え出来たでしょうか。

キャラは違えど、ラグビーに対する強い想いを持っている二人がこれからも切磋琢磨し、両チームを引っ張っていってくれることを期待しています。

以上